1570年(元亀元年)頃の
諸大名勢力地図-東日本
↑1570年(元亀元年)頃の諸大名勢力地図-東日本
←各大名の石高を表
示しています。
<兵力ランキング>
【第一位】
●織田 信長 6万人
【第二位】
●上杉 謙信 3万2500人
【第三位】
●北条 氏康 3万1750人
【第四位】
●武田 信玄 3万500人
【第五位】
●朝倉 義景 2万1750人
【第六位】
●佐竹 義重 1万8500人
【第七位】
●蘆名 盛氏 1万6250人
【第八位】
●里見 義堯 1万5500人
【第九位】
●徳川 家康 1万4000人
【第十位】
●雑賀一向衆 1万人
【第十一位】
●浅井 長政 9750人
【第十二位】
●本願寺 顕如 8000人
【第十三位】
●伊達 輝宗 5500人

※1万石につき、250人動員
できるものとして計算。


必ずしも石高だけで動員兵力の能力を査定することは
できないが、基準値として参考になる。

実際は、越後や甲斐など全国各地で取れる金山や銀山
の算出量も深く兵力にかかわることとなる。
その意味では、大きな金山を持つ、上杉氏、武田氏、伊
達氏などは潤沢な軍資金を持っていることになる。

また、大都市や貿易都市、港都市などを持っている大名
も莫大な軍資金をひねり出していることと思われる。
織田氏、徳川氏は、麻衣(あさぎぬ)などの特産品で莫
大な軍資金を得ていたとする見方もあり、各地でとれる
希少品の貿易収入は、侮れない財源となっている。