山内 一豊
やまのうち かずとよ
1546-1605
享年60歳。


名称:猪右衛門、対馬守、土佐守、
    従四位下
居城:若狭高浜城→近江長浜城→
    遠江掛川城→土佐高知城


■尾張国織田氏の家臣・山内盛豊の
  二男。
  織田信長に仕え、1570年(元亀元年)
  、越前金ヶ崎・姉川合戦で従軍。
  後に羽柴秀吉の家人となり、近江長浜
  に400石を拝領。

  その後、順調に出世を果たし、1585年
  (天正13年)6月には、若狭高浜城で
  1万9800石となり大名となる。

  同年8月には、さらに加増され近江
  長浜城で2万石を領した。その上で豊
  臣家の直轄領1万石の代官も勤め、武
  官、文官の両面で活躍を見せた。

■小田原征伐に従軍し、戦後は遠江掛川
  城5万石を領した。

  1600年、関ヶ原の戦いでは東軍に属
  し、関ヶ原合戦で活躍。戦後はその軍
  功により土佐一国20万石余を拝領し、
  高知城に入った。
  1605年、土佐高知にて没した。
  享年60歳。