蜂須賀 至鎮
はちすか よししげ
1586-1620
享年35歳。


名称:千松丸、豊雄、忠吉、長門守、阿波守
居城:阿波徳島城


■蜂須賀小六正勝の孫。蜂須賀家政の
  子。
  弱冠8歳で豊臣秀吉に仕える。

  1590年、小田原の役では父・家政と
  ともに従軍を果たす。

  1600年には、徳川家康の養女・氏姫を
  正室に迎え、徳川家と親戚関係を
  結ぶ。
  関ヶ原合戦では、東軍に属し野上に陣
  を布き南宮山の西軍に備えた。

  戦後、蜂須賀家の所領安堵を成すと父
  ・家政より家督を譲られる。

■大坂の役では徳川方に属し、大坂冬の
  陣にて大野治房軍と戦う。
  大坂夏の陣では、和泉に布陣し、戦後
  一連のの軍功により、淡路島を加増さ
  れ、25万7000石を領した。

  1620年、父・家政よりも早くして世を
  去る。
  享年35歳。