黒田 長政
くろだ ながまさ
1568-1623
享年56歳。


名称:松寿丸(しょうじゅまる)、吉兵衛、
    甲斐守、従四位下
居城:豊前中津城→豊前福岡城


■秀吉の名軍師として活躍した黒田
  孝高の嫡男。
  父・孝高とともに豊臣秀吉に仕え、
  武勇にひいでた武将として活躍した。

■1582年、長政15歳のとき、備中高松
  城攻めに従軍して初陣を果たす。
  賤ヶ岳の戦いでも戦功を挙げ、河内
  に450石を拝領した。

■その後、父・孝高とは違って、知力で
  活躍するのではなく、武勇を持って
  活躍し、豊臣軍の中堅の武将として
  大いに活躍。
  加増も果たして、1589年には、父の
  隠居に伴いその所領も合わせて、
  豊前国六郡を領して12万5000石
  の中堅大名へと成長。
  豊前中津城を居城とした。

■1600年、関ヶ原の戦いでは、東軍の
  主力部隊を成して大活躍。家康が
  関ヶ原決戦で最も活躍した武将と
  してその武功を称えた。
  戦後、所領も一挙に倍増し、筑前
  一国を拝領して、52万石の大大名
  を成した。